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レーシックを受けると結膜炎になりやすくなるの?

目の病気として有名なのは結膜炎です。
目の中には結膜という部分があり、ここに炎症が起きてしまうのが結膜炎です。
結膜炎は感染症によって引き起こされたり、アレルギー症状によって生じてしまうことが多いです。

どうして結膜炎になってしまうのかというと、常に涙によって濡れているからです。
涙は水分であり、栄養も含まれているので細菌が繁殖しやすくなっています。
また、元々結膜には異物がたまりやすい構造となっています。

これらの要因によって、結膜炎が起きやすくなるのです。
そして、これからレーシック手術を受けようと考えている方の中には、レーシックによって自分が結膜炎にかかりやすくなってしまうのではないかと心配している方がいるかもしれません。
実際のところはどうなのでしょうか。

基本的にレーシックを受けたからといって、結膜炎になりやすくなることはありません。
かつてはレーシック手術によって感染症になった患者がいました。
これによって、レーシックを受けると結膜炎になりやすくなるという誤ったイメージを持っている人が増えてしまったのです。

しかし、過去にレーシックで感染症になった患者に関しては、レーシック手術の技術的な問題ではなくて、手術を行ったクリニック側の問題なのです。
医療器具をきちんと滅菌していなかったために、雑菌が目の中に入ってしまい、それによって結膜炎になってしまったのです。
したがって、まともなクリニックでレーシックを受けるのであれば、結膜炎の心配をする必要は全くありません。

また、現在結膜炎になっている方に関しては、よほど強い症状が出ていないのであれば、問題なく手術ができます。
ただし、レーシック手術後も結膜炎になる可能性はありますし、それを治療する必要もあります。
その点だけは理解をしておきましょう。
レーシックはあくまでも視力を回復させるための手術だからです。
細かいことに関してはよく医師と相談をしながら決定しましょう。

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